死ぬかと思った①
9/26 Merzouga
野宿から一夜明け、砂漠の町2日目☆
夕方から出発の砂漠ツアーに向けて、今日はダラダラ過ごすかなぁ〜と思っていた矢先
サービス精神旺盛なオマールがまた散歩に連れてってくれるというので、ダラダラモード解除٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
昨夜到着したともちゃんも一緒に、オマールのお散歩ツアー出発です!
はじめに、地元のパン焼き窯へ。
ベルベル人は各家庭で食べるアラビアパンを、共同窯で焼いています。
ちょうどオマールのきょうだいが、アラビアパンを焼いていたので、見学させてもらい、味見までさせてもらいました。
お、おいしそうすぎる画!
ベルベル人の女の人は写真に写ることを好まないので、自分たちで焼いてるフリ写真ー♬
あれ?私完璧にベルベル妻やん。
パン焼き窯見学の後は、オマールが景色のいいところに連れて行ってくれるという。
途中空を見上げると、雲がうっすらピンク色…
砂漠の砂の色が反射してるんだってー!すてき♡
町外れの方までどんどん歩いて行くと
遠目に高い塔が見えてきた!
も、もしや…
あれに登るの?
そう。すっごいパノラマ
近づいてびっくり
め、めちゃくちゃ高いんですけど…(๑꒪ㅁ꒪๑)"
しかも、その剥き出しのはしごから登るって……
正気かーーーー!?!?
当然正気のオマール。
さて、本日の挑戦者は
運動神経抜群のベルベル人オマール
運動神経&度胸ともに問題なしのともちゃん
運動神経はいいけど、高所恐怖症のデイジー
高所恐怖症じゃないけど、ビビリで運動神経というものに縁のない私
そんなラインナップで挑む、命綱なしのはしご登り(めちゃ高い)
はじめにデイジーとともちゃんがすんなりと第一関門を突破していきました。
第一関門、扉から塀の上へ。
明らかにビビってる私を見てオマールが
ここでまっててもいいよと言ってくれたけど
今こそ
今こそ!
ビビリの殻を破るチャンスじゃないかぁぁ!!!
と登ることを決意。
先に登ったデイジーが、高所恐怖症のくせに下を見るもんだから、怖い怖いとギャーギャー言ってる。
後ろから登るともちゃんが
デイジーさん大丈夫ですか!?
落ち着いて!下見ちゃダメです!
そんなこんなしながら、ふたりは無事、登って行きました。
さて……
と
はしごに手足をかけた瞬間
足が竦むのが自分でもわかって、ビビリ再発…!
じっとしてると手足にどんどん汗をかくので、無我夢中で登って行きました。
うっかりすると手足を運ぶ順番間違えて、落ちそうなので
いちに、いちに……とつぶやきながら
無心で登る
無心で登るけど
まだつかないー( ͒ ́ඉ .̫ ඉ ̀ ͒)
目算では、もう軽く地上から10メートルは超えたはず…………
一歩手足を踏み外したら…………
でももう登るしかない!
あとは根性だけで
登りきりましたヽ(;▽;)ノagain笑
パノラマはすごかったー!
後ろのサハラ砂漠が小さく見える!
オマールは怖がって立てない…
って、怖いんかーい!笑
ひとしきり撮影大会したあとで
ふと気づく
降りなきゃいけないんだよね、これ…
みんなの血の気の引く音が聞こえた気がしました。
先に誰かが怖がっているのを見ると、それが伝染してしまうタイプなので
私が一番に降りることにしました。
行きと同じく、絶対に下だけは見ないようにして
無心で降りる………
無事、はしごゾーンを降りきりました。
ふぅε-(o´_`o)
ちなみに、こんな感じ。こわっ!
一安心したのも束の間。
塀の上で立ち尽くす……
え!?ここからの降り方がわかんない!!
登った時のように降りるんだよ!
と後から降りてきたデイジーが先に手本を見せてくれるけど
え!
むり!
むりむりーーー!!!!
結果
パニックになって、塀の上で大号泣……という失態をさらすことに。。。
デイジーが面白がって動画を撮りながら
大丈夫!そこからなら落ちても死なないから!笑
とか言ってくる声も右から左へ。
結局、動画撮ってる場合じゃなくなったデイジーとオマールの全面的なサポートにより
なんとか地上に降り立ったのでした。
そして泣いている……
九死に一生を得た話その1
おわり。
私こんな経験をしにモロッコに来たんだっけ?
なんだここ!おしゃれできれいで人がみんな親切すぎるΣ\(‘Д‘●)/そして物価がめちゃ安いという天国です☆